四つ葉タクシー乗車

ついに乗った!乗ったよ!!
四つ葉のタクシーにね!

昨日、つまりクリスマスの夜。
みっちゃんと一緒にサニサイのクリスマスライブに行った。
ライブの後、一緒にごはんを食べてから四条通りを西に向かって歩いた。「今見つけたら乗って帰るのに。」とキョロキョロ四つ葉のタクシーを捜しながら。
しかし見つからず、残念がりつつ私達は別れた。
みっちゃんは南の路地に入っていき、私はそのまま四条通りを歩いた。そろそろ地下に入ろうかな、と思いつつ車道を見やったところ、違和感のあるタクシーが・・・!!!
見慣れた三つ葉よりもぎゅっと詰まったあのマークは!
四つ葉っ・・・!
今回は発見が早かった。
ぶんぶん手を振り回してアピール!
四つ葉が徐行して目の前に止まってくれた時は嬉しかったなあ。
乗り込んで、別れたみっちゃんに電話して四条通りに戻ってきて貰うことにした。
ジュンクの前に止めてみっちゃんを待っている間、運転手さんに促されて、携帯のカメラで四つ葉マークを撮ることにした。
何枚か撮って、気がついたらなんだか・・・、人の山が・・・。
四つ葉タクシーを囲んで写真撮っていた。
どうしよう、と少し同様していたら、みっちゃん登場。
四つ葉タクシーは私たちを乗せて走り出した。
運転手さんが『四つ葉のクローバー号乗車記念証』をスッと出してくれた。
みっちゃんには「彼氏に渡して二人で幸せになんなね。」と二枚。私には「いい彼氏つくって幸せになんなね。」とこれまた二枚。
道行く人はそんなに私たちが乗っているのが四つ葉だということには気付かないよう。赤信号などで停車している際に隣の車が気付いたくらいかな。
いつもと同じ夜の町の中、特別な存在になったような気分。
みっちゃんを家の近くで降ろして、私の家に向かった。
運転手さんいい人でいろいろ話してくれる。
信号待ちの時に、わざわざ車を降りて後ろのトランクからお客様から送られてきたクリスマスカードを見せてくれた。
間違いなく四つ葉のタクシーは運転手さんにも幸せを運んでいるんだろうね。
毎日四つ葉のタクシーを見つけて喜ぶお客さんを乗せて走る、そんな車の中は空気さえも幸せなエッセンスが含まれているように思えた。
「多くのお客さんね、まずこのタクシーに乗らはって、自分がどこに行ったらいいんかわからへんねん。」
わかる、わかる。
運転手さんのネームプレートもネクタイピンも四つ葉。
大学生なんです、というと、「アララっ、ほな特別や!クリスマスやしな!」といって、細い路地に入る前にメーターを切ってくれた。
家の前について、再びしばし記念撮影。
お礼を言って、ゆっくりと去っていく四つ葉のタクシーを見送った。
優しくていい運転手さんだった。
また会えたらいいな。