妄想レッツゴー

水曜日、3限が日本史の授業。4限にサンスクリットの購読の授業がある。サンスクの購読の授業は、予習にえらく時間のかかる授業。
悲しいかな私はここのところずっと当日になってからでないとやらないというスタイル(?)を不本意ながら続けてしまっている。
2限はゼミの先生の授業なので内職は無理。
なので、3限の資格の為にとっている授業中は、人数の多い授業なのをいいことにいつも机の上にサンスクグッズを広げるだけ広げて後ろのほうで予習している。(サンスクリットを読むのにはいろいろアイテムが不可欠。しかもたくさん。)

後ろのほうは漫画を読んでる学生さんもいたりとけっこうテキトーな雰囲気なので、私もまったく悪気無くサンスクっている。
しかし、最近気が付いたんだけれど、この授業、資格の授業とはいえ日本史の授業。
史学科の子がほとんどなんだよね。
その中で私は一人の世界をつくっているわけである。サンスクをやっていることはイコール仏教学科というアピール。

であるので、「仏教学科だから、歴史の授業なんて興味ねえってかよ。」と思われてしまっても仕方ない。
そう思うと急にちょぴりこわくなった。
学科間でいろいろあるって聞くし・・・。
そう思い始めると、なんだか周りを気にしてしまい、突然挙動不審になる私。
あわわ、ごめんなさいごめんなさい。でも予習が終わってなくて・・・。ごめんなさいごめんなさい。本当は授業聞きたいんです。でも予習が・・・。
誰も聞いてないのに心の中で謝る私。

結局この妄想は30分ほど続き、その後私はすやすやと居眠りをしていた。
この授業の自分にとっての意味を考える。