信じられないほど美味なパンを食べた

それはフランスパンだった。
外の硬いところは絶妙の硬さ、薄さ。その感触をもう一度味わうために齧るほどに。齧ったら齧るほどに歯が喜ぶような。
その中の白い部分はキラキラ光って絹糸のよう。
とてもやわらかい。舌に絡みつくとふわりと溶けていく。
その間に細かく刻まれたドライフルーツと胡桃の歯ごたえがまた嬉しい。

夢のように美味しいパンだった。
というか夢だった。
味も感触も匂いもある夢だった。
あまりに美味しかったので、今日何度も思い返してしまった。
あ〜、どこにあるんだろうあのパン。
もう一度食べたいなあ・・・。
どんなに美味しかったか忘れないようここに書いておこう。