第二回悪魔の宴

また14時から19時までの宴会が開かれた。
主催はまじめなはずのトーマ氏。
トーマ氏が主催するならまだましだろ、と思って参加したのが大間違い。ほんの1時間のつもりだったのに・・・。
今回は前回よりもさらに悪(あく)で、早々に16時ころ主悪のひとり、じめじめがトイレに行って帰らなくなったり、巨人は相変わらずどうしようもない下品さで世界を下に下に持っていった。
じめじめが倒れながらもトイレから送ったメールにより彼のゼミの後輩が救済に来たが、我々の下劣さはとどまるところを知らず。もとい知れず。
私はなんとか彼女たちに紛れて逃げ出すことに成功。
しかし、魔の追っ手が研究室までやって来た。
一見酔っ払っていなさそうな中国仏教イーダが、欽ちゃん走りでやってきて、「マジ戻ってきてくださいよ」と平謝り。ついでに経典のコピーを取り始めた。赤くなるのではなく、青くなるタイプ・・・。それ絶対必要ないだろ。
その後、使い魔では頼りない、と巨人登場。研究室で大きな声で「お楽しみはこれからだー!!!みなさんこっちですよー!!!」これは放っておくわけにいかず、会場まで送り届けることにした。エレベーターで下まで降り、彼らを下ろして私は自分は研究室に戻ろうとこっそりエレベーターの扉を閉めようとした、そのとき。べろんべろんだった巨人が突然キレのある動きで
エレベーターの中に手を突っ込んできた。
うぎゃ−。扉に手が・・・。
引きずりだされて、戻ってしまった会場はもっとたいへんなことになっていた。
ベトナム人留学生の狂ったようなクイーンの歌が響き渡る中、じめじめはテーブルの上で熟睡。酒くさい。
イーダは突如トイレに行って吐いた。介抱したカスターの話によると血も吐いていたらしい。
終焉はほんとにたいへんなことに・・・。

で、やっと今掃除を終えて研究室に帰ってきた私だけれど、今携帯にメールが入って、「たいへんです!巨人がラーメン屋でたいへんなことに!今すぐ来てください!」だって。
・・・行ってきます。